インタビュー

オフィスバコはお客さまと設計のプロとの橋渡し
間にいるからこそ、できることがある。

河合電器製作所は、愛知県名古屋市に本社を構え、熱技術に関するコンサルティングや電気ヒーターの開発・設計・製造・販売を手がける会社です。オフィスの改装を検討する中で、オフィスバコにお問い合わせいただきました。プロジェクトを担当したオフィスバコの橋本に話を聞きました。

オフィス改装が暗礁に乗り上げた頃にお問い合わせを

当時のことを振り返るオフィスバコ橋本(右)と加藤(左)

河合電器製作所様は、オフィスバコにお問い合わせいただく前から、すでにオフィス改装のプロジェクトを進めていらっしゃったのですが、なかなか思うようには進まず、プロジェクトが暗礁に乗り上げていたと聞いています。

そうしたなか、オフィスバコを見つけていただき、お問い合わせいただきました。

たまたま弊社の近くに本社があったこともあり、早速お会いしてプロジェクトメンバーの皆さんのお話をじっくりとお聞きしました。その時は、「一流」「本物志向」というキーワードは決まっていたものの、それをどう具現化すればいいのかまだ見えていない状況でしたし、ややネガティブな発言が多かったように記憶しています。

お聞きした内容をもとに、オフィスバコとして2社の専門家をご提案させていただきました。オフィスをメインに活動されている会社と、オフィスや店舗だけじゃなく住宅も手がけられている会社をご紹介しました。

2社ともお会いいただき、各社の提案内容をもとに、ご検討いただきました。かなりタイプの違う会社同士でしたので、相当悩まれていましたね。どちらも捨てがたいと、なかなか決まらなかったんです。でも、プロジェクトを着実に前に進めていくことが大事だと思い、そのことを私からもお伝えしました。

設計の依頼先が決まった後も伴走してサポート

1社に決められてからも、私が両社の橋渡しになる形で間に入って進めました。打ち合わせにも毎回同席させていただき、打ち合わせ後には必ずお客さまからのフィードバックをお聞きすることで、問題がないかを確認していきました。

基本的に、オフィスのデザインなどはお客さまと専門家の間で進めていきますから、そこは専門家を信頼してお任せしているわけですが、コミュニケーションのロスや認識の齟齬がないか、私が間に入ることで案件がよりスムーズに進行するように気をつけています。

リニューアルした河合電器製作所・Studio#01。フリーアドレスを取り入れ、工場とは思えないオープンな空間に

オフィスバコはお客さまと専門家の間にいる、中立的な立場ですので、何か不安なことや気になることがあったら気軽に相談していただけるよう心がけていますし、時には言うべきことをはっきりと伝えるようにしています。

たとえば、今回のプロジェクトメンバーは全員女性なのですが、設計会社の方々は皆、男性でした。それ自体に問題があったわけではないのですが、最初の打ち合わせの雰囲気をみて、女性スタッフを入れることを提案しました。結果、女性のデザイナーさんをアサインしてくださったので、その後スムーズに進んだと思います。

何でも相談していただける存在になりたい

とにかく、何でも言いやすい存在になることを意識していますね。単純なことかもしれませんが、打ち合わせ前後のちょっとした時間に、趣味や子育てなど、プロジェクト以外の話題についてもおしゃべりして、なるべく心を開いていただけるようにしています。

そういえば初めの頃、こんなことがありました。私の参加が必須ではない打ち合わせがあって、別件の予定が入りそうだったので、お客さまに「今回は打ち合わせに参加しなくても大丈夫でしょうか?」とお聞きしたところ、「橋本さんに、いてほしいです!」と言われたんです。信頼していただけているな、とうれしくなりましたね。

改装したばかりのStudio#01で、河合電器製作所のプロジェクトメンバーの方々と

オフィスバコというのは、自分たちで設計・施工をするわけではありません。あくまでもお客さまと専門家をおつなぎする存在です。だからこそ、中立的な立場からサポートできますし、ずっと寄り添うことでプロジェクトが滞りなく進むことを陰ながら後押しできます。オフィスのリニューアルをどう進めたらいいか、迷っていらっしゃる会社様には、まずは気軽にご相談していただけるとうれしいです。

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