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オフィス改装は「情報の非対称性」だらけです
オフィスを改装しようと思った時、ほとんどの担当者が同じ悩みを抱えています。
- 問い合わせたら営業がしつこいのでは?
- 何を準備すればいいかわからない
- この見積は適正なのか判断できない
- どう比較したら良いかわからない
- 改装後に社員が使ってくれなかったらどうしよう
- ITインフラの業者と内装業者の連携が取れるか不安
- 工事中の業務への影響を最小限に抑えられるか
これは、担当者のスキル不足ではありません。
オフィス改装という市場そのものが「情報の非対称性」で成り立っているからです。
業者に直接相談すれば、その会社が得意とする方向へ提案を誘導されます。
悪気があるわけではなく、構造的にそうなってしまうのです。
本記事では、オフィスバコが提供している
「第三者としての中立的伴走支援」
がどのように機能し、どうやって失敗を防ぐのか、その 全工程と裏側の仕事 まで余すところなく公開します。
この記事を読めば、問い合わせ前の不安が解消し、最初の一歩が安心して踏み出せる状態になるはずです。

Chapter 1:問い合わせ〜初期診断
〜まずは「状況を正しく知る」ことから〜
1-1|お客様が最初にすることは、これだけ
「何を伝えて良いかわからない」という声も多いですが、
実際に必要なのはわずか3点です。
- オフィス改装を検討している背景
- 想定している時期
- わかる範囲の予算
メール・電話など、お好きな方法で構いません。資料の準備不要、5分で完結します。
1-2|オフィスバコの仕事:営業なしの“深掘りヒアリング”
問い合わせをいただいたら、まず行うのが 深掘りヒアリング。ただ質問するのではなく、お客様の「本音」を引き出すためにコミュニケーションを行います。
例:
- 改装の目的
- 業務上の課題
- 働き方の理想像
- これまでの社内議論と制約
- デザインテイストの好み
- 検討状況
特定の業者の立場ではないからこそ、お客様は忖度なく本音を話せます。
1-3|裏側:本音で語ってもらうために心掛けていること
オフィスバコは、
- ヒアリング
- プラン検討
- 要件定義
- 業者選定
- 見積チェック(オフィスバコから紹介した事業者の場合)
これらを無料で提供しています。そのために、最初のヒアリングと、その後のコミュニケーションを大切にしています。
その理由は?
無理に進めて途中で手戻りがあったり、やり直しになると、金銭的にも時間的にも双方に大きな負担が発生し、望ましいリノベーションは実現しません。そのため、
- 第三者としての中立性を守ること
- 無用な押し売りや契約圧力を排除するため
- お客様に「断りやすい心理状態」を維持するため
“相談したら断りにくくなる” を完全に撤廃しています。

Chapter 2:要件整理・計画の言語化
〜失敗プロジェクトの8割はココで生まれる 〜
2-1|お客様の役割:社内情報を持ち寄るだけ
社内事情や部署ニーズ、設備の制約など、“わかる範囲”の情報をお知らせください。
2-2|オフィスバコの仕事:ニーズを「業者が理解できる仕様」に翻訳
オフィス改装が失敗する最大原因はコミュニケーションミス。
抽象的な依頼が、業者によって都合よく解釈されることが起こります。
例:
「交流が生まれるオフィスにしたい」
→業者A:ソファを増やす
→業者B:大型カフェスペース
→業者C:動線の再設計
どれも“間違いではない”が、“求めているものとは違う”ケースが発生します。
依頼内容が曖昧だと、相談を受けた業者が自分たちが得意なサービスで解決しようということが、無意識のうちに発生していることもあります。
そこでオフィスバコは、ヒアリングを通じて、ニーズを例えば次のように翻訳します。
・動線上に交流スペースを配置
・利用率目標◯%
・省スペースでメンテナンス不要の設え
・該当フロアの社員数◯名を想定
この「要件定義」があるだけで、業者の提案のブレ幅は劇的に小さくなります。
2-3|裏側:第三者による要件定義が“最大の失敗回避策”
曖昧な要件は
- 不必要な設備やサービスの検討
- 意図とズレたデザイン
- 見積もり比較が困難
― といった事態を招きます。
第三者であるオフィスバコが要件を定義することで、依頼者の伝達不足や、業者の“恣意的な解釈”を防ぎ、提案を公平なレールにのせられるのです。

Chapter 3:業者マッチングと提案
〜ここで「第三者伴走」の価値が最も発揮される〜
3-1|お客様の行動:提案書・見積の受領
業者からの提案に耳を傾け、検討しましょう。
ここからオフィスバコの本領発揮です。
3-2|オフィスバコの仕事:最適な会社を厳選し、事前調整まで実施
登録業者の実績データを基に、
- 得意業種
- 過去の実績
- デザインの考え方
- 予算帯
- 相性・コミュニケーション能力
これらを評価し、最適な会社の選定をサポートします。さらに、「なぜこの業者なのか」 を理由付きでお伝えします。
3-3|裏側:提案の質を担保する“フィルタリング”
提案が届いた段階で、オフィスバコがチェックします。
- 要件定義とズレていないか
- 過剰な設備提案がないか
- 不必要な高額オプションがないか
- 図面の粒度は揃っているか
- 比較可能な項目で構成されているか
内装デザインだけでなく、什器・家具の選定・配置や、配線計画・ネットワーク計画などが妥当かについても確認します。
必要があれば業者に修正依頼を行い、
「比較可能な状態の提案」だけをお客様に届けます。
これが第三者伴走の核心です。

Chapter 4:提案比較と最終決定
〜見積もりの落とし穴を可視化〜
4-1|お客様の行動:打ち合わせ・質疑応答・社内調整
選定を進めるうえで、疑問点は何でもご相談ください。
4-2|オフィスバコの仕事:見積もりチェックと比較軸の提供
見積もりは、業者ごとに形式や項目がバラバラです。
そのため比較が難しい。
オフィスバコは、
- 隠れたコストの洗い出し
- 過剰項目の指摘
- 設備単価の妥当性チェック
- 提案のメリット・デメリットの客観評価
を行い、判断の「軸」をお客様に提供します。
4-3|裏側:中立的な立場だからできるサポート
中立的な立場だからこそ、見えること、言えることもあります。オフィスバコは中立的な立場から、提案の妥当性を判断します。
必要があれば、交渉ポイントの整理や業者への伝え方までサポート。コミュニケーションミスに起因するボタンの掛け違いを防ぎます。

Chapter 5:契約後〜工事まで
オフィス改装で最もトラブルが起きやすいのは、実は 契約後〜工事開始までの期間 です。
このフェーズでは、
- 工程の遅延
- 業者間の連携ミス
- ICT・什器・配線などの漏れ
- 社内調整の遅れ
- 設計変更による追加費用
といった見落としが起こりやすく、担当者の負担は急激に増えます。
そこでオフィスバコは、オフィスバコが紹介した事業者と進めるオフィス改装について、必要に応じて以下の領域を伴走します。
5-1|全体統括
5-1-1.工程スケジュール管理:“全体の進行”を俯瞰し、遅延を防ぐ
オフィス改装は複数の業者が関わるため、スケジュール管理は非常に複雑です。
- 設計(内装・什器・ICT)
- 解体
- 電気・空調工事
- 造作工事
- 床・壁・天井仕上げ
- セキュリティ設備
- ネットワーク工事
- 什器納品
- 引越し業者との連携
これらが クリティカルパス(遅延すれば全体に影響) として連動しています。
オフィスバコは、業者別・工程別のスケジュールを“ひとつの俯瞰図”に統合し、遅延リスクを管理します。
5-1-2|業者間の調整:「誰が・どこまで・いつまでに」を明確化
オフィス改装は、関係者の責任範囲が曖昧なまま進められることが多く、トラブルの原因になります。
例:
- ICT業者「配線は内装業者さんの範囲ですよね?」
- 内装業者「ネットワーク工事はICT業者さん担当ですよね?」
プロセスの一部が業社の「間に落ち」て進まないと、他のプロセスに連鎖的に影響を与え、結果的に工事遅延や大きな追加費用が発生することがあります。そこでオフィスバコは、
業者間の境界線を整理し、全員が同じ前提で進められる状態を作ります。
5-2|設計・品質管理(仕様の整合性)
5-2-1.工事内容の確認:図面・仕様の整合性チェックと現場とのズレ防止
工事前に確認すべき代表的ポイントは、
- 仕上げ材の品番
- デザイン詳細(造作家具の寸法・色味など)
- コンセント位置
- LAN・電源の容量
- パーテーションの高さ・素材
- 動線の安全性
- 防災関連の遵守事項
しかし、これらを担当者だけでチェックするのは困難です。
オフィスバコは 施工図や仕様書の整合性を確認し、現場での誤施工を防止します。
5-2-2. 追加・修正提案のチェック:「必要か?」「妥当か?」を判断
工事が始まると、追加費用を伴うような、意思決定の機会が発生します。例えば、以下のような状況に対処するために追加・修正が提案されることがあります。
- 想定外の配管
- 原状の劣化
- 仕様変更
- ICT追加対応
担当者がタイムリーに判断できないと工事が滞ることになりかねません。
オフィスバコは、
- 追加や変更の必然性
- 追加や変更を行なった場合のコストやリスク
- 代替案
などを検討し、判断を下すためのサポートを行います。
5-3|インフラ・設備(漏れやすい専門領域)
5-3-1.ICT・什器・設備の手配:“漏れが発生すると業務開始日に間に合わない”領域を網羅
オフィス改装プロジェクトで最も漏れやすいのが以下の領域です。
- ネットワーク(LAN・Wi-Fi)
- 電源容量
- 通信キャリア手配
- PBX/電話システム
- 入退室管理
- 防犯カメラ
- プリンタ・複合機
- スピーカー・会議室AV設備
- 什器の発注・搬入動線
- モニターアーム
- ケーブルマネジメント
これらは「内装工事とは別系統」で進むため、気づいた時には“納期が間に合わない”という事態が起こります。
オフィスバコはICT・什器・設備の専門領域まで含めて工程に統合します。
5-3-2.配線計画とネットワーク構成図の整備:“オフィスインフラの心臓部”を事前に可視化
内装の美しさより、ネットワークの安定性の方が業務に直結するのは言うまでもありません。
しかし、多くの企業では配線計画が曖昧なまま工事に入り、
- LANケーブルが露出している
- 会議室のWi-Fiが弱い
- 電源が足りない
- 配線ルートが後から変更できない
などの問題が起きます。
オフィスバコは、工事前にネットワーク構成図・配線図・機器リストを整理し、内装とICTの整合性を確保します。
5-4|ソフトランディング支援
5-4-1.移転準備・社内広報のサポート:“プロジェクトの社内負担”を最小化
オフィス改装は 社内調整に時間を奪われる作業です。
- フロアごとの座席レイアウト
- 役員や部署責任者への説明
- 移転日の段取り
- 社内告知(Slack・メール)
- 荷物量の把握
- ゴミ処分・倉庫手配
- セキュリティカード発行
- 会議室の予約システム移行
これらは、担当者が片手間で処理できるものではありません。オフィスバコは、
社内向け説明資料のテンプレート作成から、移転日の動線計画まで、実務ベースでサポートします。
5-4-2.引き渡し確認:「完成=終わり」ではなく、最終チェックまで伴走
工事完了後は、業者立会いのもと引き渡し確認を行います。
- 図面通り完成しているか
- コンセント・LAN・空調が正常動作するか
- 傷や汚れのチェック
- 防災関連の適合確認
- 什器の設置が計画通りか
- ICT設備の稼働確認
ここまで確認することで、
引越し後に「使えない」「壊れている」が起きない状態を確保します。

最終章|オフィスバコは“中立の立場で、最後まで伴走します
オフィス改装を成功させるには、
専門性 × 中立性 × プロジェクトマネジメント
の3つが欠かせません。オフィスバコは、お客様の社内パートナーとして、
プロジェクト全体を俯瞰し、業者とのパワーバランスも含めて支援します。
オフィスバコが提供できる価値(総まとめ)
- 中立的な立場で、最適な業者選びを実現
- 第三者視点の要件定義で、提案のズレを防ぐ
- 見積もり比較のサポート(※)
- 工程管理・業者調整・追加費用の判断(※)
- ICT・什器・配線・ネットワークまで一気通貫
- 社内広報やレイアウト調整のサポート(※)
- 担当者の負担を大幅に削減
- 改装後の働き方の質が向上
(※)オフィスバコが紹介した事業者が手がけるオフィス改装の場合
オフィスバコは、特定の業者の代理ではありません。
常に“お客様側のプロジェクトメンバー”として伴走します。
まずは5分の無料相談を
- 営業行為は一切なし
- 情報提供だけでもOK
- 資料不要、5分でご相談いただけます
- 断りやすい仕組みを保証
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