ノウハウ

オフィスキャビネットの種類と選び方|書類整理・収納効率アップのポイント

はじめに|オフィスキャビネット選びは“働きやすさ”に直結

書類の散乱、備品の紛失、動線の悪さ…。オフィスの収納に課題があると、日々の業務効率が下がり、ストレスの原因にもなります。そこで重要になるのが「目的に合ったキャビネットの選定」です。本記事では、代表的なオフィスキャビネットの種類と、失敗しない選び方をわかりやすく解説します。

1. オフィスキャビネットの主な種類

1-1. 引き出し式キャビネット(ワゴン型)
特徴:デスク下に収まる小型タイプ。キャスター付きで移動可能。
用途:個人の書類・文具などの保管に便利。
メリット:手元で完結する収納。鍵付きでセキュリティ確保。

1-2. 両開き戸キャビネット
特徴:左右に開く扉式。A4ファイルや備品を大量に収納可能。
用途:部門単位や共用の書類保管に最適。
注意点:開閉スペースが必要なため設置場所を選ぶ。

1-3. 引き戸キャビネット
特徴:扉が横にスライドする省スペース設計。
用途:狭い通路や通行の多いエリアにも適応。
メリット:動線の邪魔にならない。

1-4. ラテラルキャビネット(横型)
特徴:引き出しが横に広く、ファイルの一覧性に優れる。
用途:大量の書類を分類・管理したい業務向け。
メリット:見やすく取り出しやすい。

1-5. オープンキャビネット
特徴:扉がない開放型。
用途:よく使う書類や備品を「見せる収納」として活用。
注意点:整理整頓が前提。ホコリ対策が必要。

2. オフィスキャビネットの選び方|失敗しない3つの基準

2-1. 収納するものの“種類と量”を把握する
書類、備品、PC周辺機器など、何をどれだけ収納するかを明確にすることで、適切なキャビネットのサイズや構造を選びやすくなります。

2-2. オフィスのスペースと動線を考慮する
開き戸か引き戸か、設置場所に合わせてタイプを検討しましょう。共用スペースには引き戸やオープンタイプが有効です。

2-3. セキュリティや機密性の有無
個人情報や機密文書を扱う場合は、鍵付きタイプが必須です。部署ごとのロック管理も検討を。

3. 導入のタイミングと注意点

リニューアルやレイアウト変更時は、キャビネットの見直しに最適なタイミングです。既存の収納方法に問題がある場合は、単に買い足すのではなく「収納動線」自体を見直すことが重要です。

offi-Suvaco橋本からの参考トレンド情報!

ロッカーは省スペース仕様がトレンド。フリーアドレス用のパーソナルロッカーの導入例が増えています。引き違いキャビネットの扉がホワイトボードになっているユニークな商品もでています。ニーズに合わせて様々な商品をご紹介できますので、お気軽にご相談ください。

まとめ|“使いやすい収納”が生産性を上げる

オフィスキャビネットは単なる収納道具ではなく、業務効率や働きやすさを左右する“設備”のひとつです。業務内容やチーム体制に応じた最適な選択をすることで、快適な職場環境づくりに貢献します。

あわせて読みたい