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オフィス改装を考え始めたとき、最初にぶつかりやすいのが、
「で、何から始めればいいのだろう?」
という迷いではないでしょうか。
移転なのか、部分改装なのか。
レイアウト変更だけでよいのか、内装や設備まで見直すのか。
まず業者を探すべきなのか、社内の要望整理が先なのか。
予算はどのくらい見ればよいのか。
そもそも、何をどこまで決めてから相談すればよいのか。
オフィス改装は、普段何度も経験するものではありません。
だからこそ、動き始めの段階で迷うのは自然なことです。
ただ、この最初の整理が曖昧なまま進めてしまうと、後から話が噛み合わなくなったり、比較しづらくなったり、担当者だけがしんどくなったりしやすくなります。
今回は、オフィス改装を考え始めたときに、相談先を探す前にまず整理しておきたいことをお伝えします。

最初に迷うのは、担当者として自然なこと
オフィス改装の担当になると、最初は分からないことだらけです。
・何をどこまで決めてから相談すればよいのか
・誰に相談すればよいのか
・どのくらいの予算感で考えるべきか
・社内の意見をどこまでまとめておくべきか
・まだ何も固まっていない段階で相談してよいのか
こうした迷いは、多くの担当者が感じるものです。
しかも、オフィス改装は単に内装を整える話ではなく、働き方、社内の使い勝手、設備、ICT、スケジュール、予算など、さまざまな要素が関わります。そのため、何から考えるべきか分からなくなるのは、むしろ当然とも言えます。
まず大切なのは、最初から全部分かっている必要はないということです。一方で、何も整理しないまま相談先探しから入ると、話が広がるばかりで、かえって進めにくくなることがあります。

いきなり相談先探しから入ると、かえって迷いやすい
オフィス改装を考え始めたとき、多くの方が最初に取る行動は「情報収集」です。Webで調べたり、知り合いに聞いたり、施工会社やデザイン会社を探したりするのは自然な流れだと思います。ただ、この段階で整理が足りないまま相談先探しから入ると、次のようなことが起きやすくなります。
・相談相手ごとに話の前提が変わる
・出てくる提案がそれぞれ違い、比較しにくい
・社内で何を優先すべきかが固まっていないため、要望がぶれやすい
・話を聞けば聞くほど、何が正解か分からなくなる
つまり、相談先が増えるほど安心するどころか、選択肢が増えすぎて、かえって判断しにくくなる ことがあるのです。これは担当者の準備不足というより、最初に整理すべき論点が残ったまま進んでいることが原因になりやすいです。

まず整理したいのは、「誰に頼むか」より「何を実現したいか」
オフィス改装を考え始めたとき、最初に整理したいのは、相談先の候補ではありません。それより先に、今回の改装で何を実現したいのか を言葉にしておくことが大切です。
たとえば、
・手狭になってきたので、働きやすさを改善したい
・来客時の印象を整えたい
・会議室不足を解消したい
・採用や定着の観点からオフィス環境を見直したい
・社内コミュニケーションを改善したい
・移転を含めて検討したい
・部分改装でまず必要なところだけ整えたい
など、改装の背景は会社によって違います。
ここが曖昧なままだと、相談先からどんな提案が出てきても、判断の基準が持てません。逆に、「今回の目的は何か」がある程度見えていると、話を聞くときの軸ができます。最初から完璧な整理は不要ですが、なぜ今回オフィス改装を考えているのかを一度言葉にしてみることは、とても重要です。

次に整理したいのは、「どこまでやるか」
オフィス改装が難しくなりやすい理由のひとつは、範囲が広がりやすいことです。
最初はレイアウト変更だけを考えていたのに、内装も気になってくる。
内装を見直すなら、照明や空調も気になる。
会議室を変えるなら、モニターや配線も気になる。
そうしているうちに、どんどん検討範囲が広がっていくことがあります。
もちろん、広く見直すこと自体が悪いわけではありません。
ただ、最初の段階で
・全面改装なのか
・部分改装なのか
・優先順位の高い場所はどこか
・今回やることと、将来に回すことをどう分けるか
をある程度整理しておかないと、予算もスケジュールも話がまとまりにくくなります。オフィス改装では、「できること」を広げる前に、「今回はどこまでやるか」を決めることがとても大切です。

担当者が一人で抱えやすいのは、「社内の意見整理」
相談先を探す前に整理したいこととして、見落とされやすいのが社内の意見です。オフィス改装は、担当者一人の判断だけでは進みません。経営層の意向、現場の使い勝手、管理部門の都合、予算の制約など、いろいろな要素が関わります。そのため、相談の前に最低限整理しておきたいのは、
・誰が意思決定に関わるのか
・誰の意見を確認しておく必要があるのか
・現場からどんな不満や要望が出ているのか
・経営層は何を重視しているのか
という点です。ここが曖昧なままだと、せっかく相談して提案が出ても、後から社内でひっくり返りやすくなります。担当者としてもしんどいのは、工事そのものより、むしろこうした社内調整だったりします。だからこそ、相談先探しの前に、社内で何を確認しておくべきかを整理しておくと、その後がかなり進めやすくなります。
予算は「正確に決める」より、「考え方を持つ」ことが大切

予算についても、最初から正確な金額を決める必要はありません。ただし、まったく前提がないまま進めると、提案や見積の受け止め方がぶれやすくなります。最初の段階で持っておきたいのは、
・だいたいどのくらいの規模感を想定しているか
・できるだけ抑えたいのか、優先順位が高ければ投資も考えるのか
・今回の予算には何を含めるのか
・将来に分けて段階的に進める考え方もあるのか
といった、予算の考え方です。オフィス改装では、金額だけを見ても判断しにくい場面が多くあります。だからこそ、最初から細かい数字を固めるより、何にお金をかけたいのか、どこは抑えたいのかという考え方を整理しておくほうが実務的です。

相談前に整理しておくとよいこと
ここまでをまとめると、相談先を探す前に、まず整理しておきたいのは次のようなことです。
1.なぜ改装を考えているのか
今回の背景や目的を言葉にしておくことです。
「手狭」「働き方の見直し」「印象改善」「採用」「コミュニケーション改善」など、出発点を明確にします。
2.どこまでやるのか
全面改装か、部分改装か。
今回やることと、将来に回すことをどう分けるかを考えます。
3.誰の意見を確認する必要があるのか
意思決定者、経営層、現場、管理部門など、関係者を整理します。
4.何を優先するのか
デザイン、使い勝手、コスト、スケジュール、設備、採用効果など、何を重視するのかを確認します。
5.予算の考え方をどう持つか
厳密な金額ではなくても、投資の考え方や現実的なラインを共有しておくことが大切です。
全部を完璧に決める必要はありません。ただ、この5つが少しでも整理されているだけで、その後の相談はぐっと進めやすくなります。

オフィス改装で本当に必要なのは、「相談先探し」より「整理の入口」
オフィス改装では、つい「どこに頼むか」が先に来がちです。でも実際には、その前に整理すべきことがたくさんあります。
相談先探しが悪いわけではありません。ただ、整理がないまま相談すると、提案の受け止め方も、比較の仕方も、社内への説明の仕方も難しくなりやすいのです。逆に、最初に少し整理ができているだけで、
・何を相談すべきかが明確になる
・提案の見方が変わる
・比較の軸が持てる
・社内調整がしやすくなる
という違いが出てきます。つまり、担当者にとって本当に必要なのは、いきなり相談先を増やすことではなく、相談しやすい状態をつくることなのだと思います。
オフィスバコが大事にしていること
オフィスバコでは、いきなり業者選定から入ることを前提にしていません。
まず大事にしているのは、
・今回の改装で何を実現したいのか
・どこまでやるのが現実的か
・何を優先すべきか
・誰に何を相談すべきか
を整理することです。そのうえで、必要に応じて、チームの組み方や相談先の考え方も含めて進め方を一緒に考えていきます。オフィス改装は、最初の整理でその後の進めやすさが大きく変わります。だからこそ、オフィスバコでは「紹介」や「提案」の前に、まず整理の段階から伴走することを大切にしています。
まとめ
オフィス改装を考え始めたときに迷うのは、担当者として自然なことです。何から始めればよいのか分からないのも、まだ整理が途中だからです。ただ、そのまま相談先探しから入ってしまうと、話の前提が揃わず、提案が比較しにくくなったり、社内調整が重くなったりしやすくなります。だからこそ、相談先を探す前にまず整理したいのは、
・なぜ改装を考えているのか
・どこまでやるのか
・誰の意見を確認すべきか
・何を優先するのか
・予算をどう考えるのか
という点です。最初に少し整理するだけで、その後の進めやすさは大きく変わります。オフィス改装で大切なのは、最初から答えを持つことではなく、考える順番を間違えないことなのかもしれません。
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オフィス改装は、いきなり相談先を探す前に、まず「何を、どこまで、どう進めるか」を整理するだけでも進めやすさが大きく変わります。オフィスバコでは、サービス説明資料に加え、オフィス移転・改装チェックリスト、状況整理チェックシートなど、検討初期に役立つ資料を無料でご用意しています。まずは資料を見ながら考えたい方は、こちらをご活用ください。
また、「まだ具体的ではないが、自社の場合はどう考えればよいか相談しながら整理したい」という方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。情報収集段階でのご相談も歓迎しています。




