ノウハウ

教えて!橋本さん。オフィス改装を依頼する事業者の選び方

はじめに

「教えて!橋本さん」シリーズの第2弾では、オフィス改装を成功に導くうえで重要な「オフィス改装業者の選び方」について、橋本さんにお話をうかがいました。オフィスの改装を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

Q1. 橋本さん、オフィス改装を依頼する事業者を選ぶ際に、まず何をチェックすべきですか?

橋本さん: 最初に確認すべきは、信頼性です。自社のオフィス改装の目的を達成するにたる技術力、実行力を有する事業者に依頼しましょう。

依頼内容が多岐に渡る場合には、それぞれの内容を任せられるかどうか確認し、不足する場合は適切にチームアップすることが大切です。プロジェクトの進め方が適切でないと、目的が達成できないばかりか、工事期間が延びるなど日常業務にも思わぬ支障をきたすことがあります。

Q2. 事業者を決める際に、注意した方が良いポイントはありますか?

橋本さん: オフィス改装を成功させるためには、会社としての技術力や実行力はもちろん大切ですが、それと同じくらい、場合によってはそれ以上に、担当者のコミュニケーション力、提案力、対応力が、大切になります。

  • コミュニケーション力: 要望にしっかり耳を傾け、課題や懸念点にも丁寧に対応してくれるかどうか。レスポンスの早さや説明のわかりやすさも、ストレスなく進めていくためには大切です。
  • 提案力:自社の要望に沿った提案になっているかどうか。オフィス改装の目的を的確に理解し、要望に沿った提案を図面やイメージパースなどを用いてわかりやすく説明してくれる担当者は安心できます。
  • 対応力: プロジェクトには多くの関係者が関わり、想定外のことが起こるもの。関係各所との連携や調整を柔軟に行えるかどうかは、スムーズな進行に欠かせません。

それと、担当者がプロジェクトに共感し、熱量を持って取り組んでくれるかどうか。一緒に困難を乗り越えてくれる気概のある担当者だと頼りになります。

上記を確認し、事業者との相性を見極めるためにも、担当者と直接会ってコミュニケーションをとることが大切です。

Q3. 見積もりを依頼する際のポイントは?

橋本さん: 見積もりで大切なのは「数」より「質」です。数多くの事業者に一括で見積もりを出すのではなく、しっかり背景や目的を伝えた上で、信頼できそうな候補に依頼する方が、内容のある比較ができます。

以下の点にも注意しながら、見積もりをチェックしてみてください。

  • 内容の明確さ: 材料費・人件費・設計費などの内訳がはっきりしているか、前提条件が明記されているか。
  • 工期や保証内容の確認: 施工期間や、万一不具合があった場合の対応など、工事後のことも視野に入れて確認を。

Q4. 最後に、選ばない方がよい事業者の特徴があれば教えてください。

橋本さん: 以下のような特徴が見られる事業者は、注意が必要です

  • 極端に安い見積もりを提示してくる: 他社と比べて極端に安い場合は、品質や条件が犠牲になっている可能性があります。前提条件が要望に沿ったものかどうか、確認しましょう。
  • コミュニケーションに不安がある: 回答が曖昧だったり、連絡が遅い場合は、進行中のトラブルにつながりかねません。
  • 契約内容が不透明: 契約書が簡素すぎたり、重要事項の説明が不十分な場合は、後々のトラブルの原因になるため要注意です。

なお、オフィスバコを通じてご依頼いただく場合は、見積もり内容の確認、事業者とのコミュニケーションなどについてもサポートいたします。

まとめ

「誰と進めるか」はオフィス改装の成否にとって重要です。設計や施工のスキルだけでなく、改装プロジェクトを一緒に進めるパートナーとして信頼できるかどうかを重視して選びましょう。

次回の「教えて!橋本さん」も、どうぞお楽しみに!

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