こんにちは、オフィスバコの橋本です。
4月27日に「オルガテック東京2022」に行ってきました。
最先端のオフィスデザインを見られる展示会で、とても勉強になりましたので、オフィスバコサイトをご覧の皆様にもお伝えしたく、レポートさせていただきます。
1.「オルガテック2022」とは
オルガテックは、現代のワークプレイスに関する世界最大規模のトレードショー。オフィス、商業施設、ホームオフィスに特化した展示会です。
今回が日本国内では初の開催で、企業の見本市参加をコーディネートするケルンメッセ日本法人と日本オフィス家具協会(JOIFA)が共同で主催しています。
会場はとても賑わっており、世界8ヵ国から80を超える国内外の有力ブランドが参加。それぞれ力を入れたブースを展開していました。
2.各メーカーのブースで感じたこと
今回の展示会には、オカムラ、イトーキ、プラス等のスチール什器メーカーに加え、関家具やカリモク、カッシーナなどのホームファニチャーの企業も多く出店していました。
スチールメーカーのブースでは、耐久性も重視しながらも木目調のシートやアースカラーの張地を用いて、住宅に置いても違和感のないような家具のラインナップが多く見られました。流行のカラーであるブラックの什器も多く展開しています。
話を聞いてみると、コロナ禍でテレワーク文化が発展したことにより、オフィスでもくつろぎながら仕事ができるような提案が支持を集めているとのこと。
オフィスバコのテーマである『ただいまって言いたくなるオフィスづくり』とも、とても近い印象を受けました!
イトーキのブースでは、無垢一枚板の風合いを再現したビッグテーブルがとても印象的でした。
実は住宅の施工事例でも、大きなダイニングテーブルをリビングに置くケースが増えています。食事だけでなくお子さんの勉強やちょっとした家事など、生活を大きく包み込むような使い方ができるのが魅力です。
そんなビックテーブルはオフィスでも、軽い打ち合わせをしたり、プレゼンテーション前に資料を広げて確認をしたり、また全員でのランチミーティングなどにも……と、さまざまな用途で使用できそうです。
住宅家具の世界でも人気のある、カッシーナなどのファニチャーメーカーのブースでは、新しいワークスペースの提案を見ることができました。コロナ禍を経て働く場所の自由度が高まり、オフィスのかたちも様々に広がったことが実感できます。
商品のラインアップはオフィス家具メーカーに比べると少なめですが、天然木の家具や再生紙などの循環型素材を使ったデザイナーズ家具がとても魅力的でした。
3.今後の提案に生かしたいこと
スチールメーカー、ホームファニチャーメーカー、いずれも魅力的でした。
書類キャビネットや執務用の事務イスなどに関しては、やはり機能面や耐久性などの面でスチールメーカーに強みがあります。
一方でホームファニチャーメーカーは、エントランスや食堂のほか、重役室など一部の執務エリアに向いたラインアップが多く、企業のカラーを打ち出したり、空間を演出したりする際にとても効果的です。
オフィスバコではそれぞれの魅力を生かし、スチールメーカーとホームファニチャーメーカーの商品を空間や目的によって使い分け、それぞれ最適なご提案となるようコーディネートにも力を入れていきたいと思います!